【対応実績】 インターネットVPN(L2TP/IPsec)で、ネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラー で接続できなくなる

【事象】ネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラー

現在、事務所にある

NTTさんのホームゲートウェイ/ひかり電話ルーター PR-500 KI のVPN機能を使って、

外から、事務所のNASに接続して、仕事をしています。

事務所側は、動的IP (IP0:固定IP無し)ではあるのですが、

ホームゲートウェイ/ひかり電話ルーター PR-500 KI には、

IPアドレス通知設定 という機能があり、

グローバルIPが代われば、メールで通知されるようになっております。

グローバルIPが代われば、もちろん外部より接続出来くなり、

今までも、何度か『繋がらない!!』っといったことがありましたが、

都度、メールを確認し、ノートパソコン側で、

VPNのグローバルIPアドレスを変更し、接続すると問題無く利用出来ていました。

しかし、ここ半年ほど、別の事象が頻発するようになりました。

『リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、

L2TP 接続に失敗しました。』

こうなると時間をおいても、

インターネット環境を、自宅のインターネット回線、スマートフォンのテザリング に変更してもつながらない

少し前まで、使えていたのに、急にこの事象が陥ります。

こうなると、事務所にある ホームゲートウェイ/ひかり電話ルーター PR-500 KI

を再起動するしか復旧出来ず、

つど、事務所にいるスタッフに、電話して、再起動の依頼をしてました。

また、

『リモートコンピューター と 最初にネゴシエート するときに、 セキュリティ層 で 処理エラー が検出されたため、

L2TP 接続に失敗しました。』

になると、

他の場所の他のパソコンからも、VPN接続が不可になりました。

色々インターネットを調べても、なかなか答えが無い・・・

するとある記事でMTU値について言及があったので試しました。

【対策】VPNのMTU値の変更

VPNが接続されている状態で

netsh interface ipv4 show interface

現在は、 1400 でした。

最適な値を調べるために、1400から、数値を下げて ホームゲートウェイ/ひかり電話ルーター PR-500 KI へ PING

ping -f -l 1400 -n 1 LAN内のデバイスどれかのIPアドレス

1372 から、損失がなくなり、

応答が返ってくるよぅになりました。

よって、1372 設定。

netsh interface ipv4 set interface 47 mtu=1372

すると、

今まで、頻繁におきていた

『リモートコンピューター と 最初にネゴシエート するときに、 セキュリティ層 で 処理エラー が検出されたため、

L2TP 接続に失敗しました。』

がおきなくなりました。

■参考URL

・覚書 VPN利用時のパフォーマンス・トラブル改善

https://sandambara.com/memo-howto-fix-vpn-performance

・MTU / MSS を最適化する

https://yabe.jp/gadgets/optimizing-mtu-mss/

・VPN接続が不安定な場合 MTU を調節する

https://pcvogel.sarakura.net/2020/03/22/32022

同じ事象でお困りの方がおられましたら、一度お試しあれ。

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